固定相場制のページです。
固定相場制とは為替レートを一定の交換比率に固定することです。
現在、日本円は変動相場制を取っていますが、1972年までは固定相場制でした。
当時のレートはたしか、1米ドル=308円だったと思います。
そして、たしかそのちょっと前まで金1オンス=38米ドルというようにドルは金本位の兌換紙幣だったはずです。
現在の米ドルは不換紙幣で金と交換するという保証はありません、アメリカ政府が流通性を保証するということがよりどころです。
戦後、しばらくは1米ドル=360円という固定相場で、金1オンス=35ドルということになっていました。
当時の円の実力は1米ドル=270円くらいだったといわれているので、実体よりかなり円安の設定でした。
日本を占領中の連合軍将兵にとってはドル高の方が、都合が良かったわけですが、戦後の復興ともに輸出が拡大するにつれて円安固定相場が非常に有利にはたらきました。
もっとも、外貨準備に限りがあった当時、原材料の輸入のための外貨(ドル準備)の上限で国内生産量が頭打ちにならざるを得ない状況があり、国際収支の天井とかいわれていました。
やがて、アメリカは金の海外流出に耐えられなくなり金ドル交換停止を宣言し、その後日本を含む各国が変動相場制への移行を発表し現在に至ります。